2012年2月8日水曜日



ブダペストのただそこにある街並が大好きだ。
ウィーンみたいに垢抜けているわけではなく、西ヨーロッパだけではない匂いがするからだ。



それに、たまにふと見ると、ステキな壁画が何気なくある。



この街は、一日では足りなかった...
正直、酔っぱらいやラリっている人も結構いて、夜は真っ暗だった。
だけど、絶対にまた来たい!!そして、どうにかこの国が元気に立ち直ってほしい。
こんなに魅了される街は他になく、大好きな街のひとつとなった。



スィア!ブダペスト!!


ブダペスト最後は、「中央市場」へ行った。
この市場は屋内市場で、1階が生鮮食品で、2階がブダペストの民芸品(お土産屋)と飲食店だ。



屋内市場と言っても、アジアの市場とはまた違って、とても広く、生き物臭くない。
何しろ建物自体が素敵なのだ。



最後の最後、「グヤーシュ」がどうしても食べたくなって、市場のお店で食べた。



計3回目のグヤーシュ。ここのは塩辛かったが、本当に恋しい。


ウィーンは乙女心を持ち合わせた、大人の街だ。
危ないと感じるところもなく、マナーや気遣いを大切にする。
カフェのウェイターもきっと誇りをもって働いているから、気取っているように感じたのだろう。



もう少し大人になったらまた来てみたい街。

2012年2月7日火曜日



「第三の男」の舞台にもなった観覧車!
郊外にある「プラーター」という遊園地にある。



真冬のためか、観覧車以外動いている乗り物はない。
係員も暇そうだ。だからこそ、観覧車を独り占めできる!
また違った角度からウィーンの街並を見ることができるのだ。



観覧車は木造で、かなり広い。コンテナー一台分のようだ。



冬の遊園地って何だか寂しくて好き。
ああ、もうすぐウィーンの街ともお別れ。


最終日、最後の最後にして食べた「ザッハ・トルテ」。
以前に知り合いの方からいただいて食べた時には、「ものすごく甘かった!」という印象だった(小さい頃だから母の感想)気がする。元祖を謳う「カフェ・ザッハー」で食べてみたわけだが、ここで食べるから美味しいものだという気がする。



「カフェ・ザッハー」の空間は素敵だ。
だけど、私みたいな子供にはまだ寛げないな。


ウィーン旧市街の外れに、夫おすすめのモダン建築があるというので行ってみた。
ウィーンの建築家オットー・ヴァーグナーの「郵便貯金局」だ。



内部は、アルミニウムででき、ガラスの天井から入る自然光が美しい。
相当無機質な空間だが、カウンターの木の温もりも感じられる。



あしらわれた字もフォントが他のウィーン伝統建築と違っておもしろい。
ロシア文字のようだ。



ウィーンは伝統建築に混ざって、こういったモダン建築もまた見所がある。

2012年2月6日月曜日



ウィーンのシンボルとなるのは、やはり「シュテファン大聖堂」だ。
ここで、モーツァルトは結婚式をあげ、また葬式も行われた場所だ。



北の塔へはエレベーターで登れる。
ウィーンの景色も一望できるし、屋根瓦のモザイク画の紋章を見ることができる。
ただし、冬は相当寒い。。。



また「プムメリン」と呼ばれる大きな鐘も見ることができる。



もちろん、聖堂内も素晴らしいが、是非この塔にも登ってみて。
屋根や建築の細かなところまでじっくりと見ることができる。

2012年2月5日日曜日



ブダペストの地下鉄に乗る。
地下鉄の駅の看板もタイルでかわいい!
駅の係員の方たちも、切符の使い方など、親切に英語で教えてくれるので安心。



ブダペストの地下鉄は世界で3番目にできたらしく、車両も相当古い。
何と照明が切れている車両があった...(これも財政難??それとも気にしないだけ?)
治安も気をつけた方が良いとあるので、かなりドキドキしながら乗った。
写真は鉄な夫が頑張って撮った渾身の一枚だ。古いでしょ?!


ウィーンで好きな建物のひとつが、「ラートハウス(市庁舎)」だ。
これまたゴシック様式。どうやらゴシック様式に惹かれる質のようだ。



この時期は、スケートリンクが出来ていて、靴を借りて滑ることもできる。
地元の人たちで大にぎわいだ。



正面の玄関のステンドグラスも素晴らしい。


ウィーンで最も好きなカフェは「カフェ・ムゼウム」だ。
あったかくなるような笑顔のおじさんウェイターが一人でテキパキ、
機械的(マニュアル的)ではないサービスがとっても心地よかった。
(正直、ウィーンのカフェは何故かウェイターが気取っている気がする)



それに、この「アプフェルシュトゥルーデル」というアップルパイもとっても美味しかった。
心地よい空間で食べるものはさらに美味しく感じるものだ。
ウィーンでカフェに迷ったら、ここは一番オススメ。

Cafe MUSEUM
Operngasse 7 - Karlsplatz
A-1010 Wien

2012年2月4日土曜日



ブダペストでは、カフェで朝食をとった。これが素晴らしかったのだ!
今までで最高の朝食だった。
ブダペストで一番有名なカフェと言えば、「ジェルボー」だ。
エリザベートもお忍びで通ったカフェとして知られている。



これ!二人用の朝食なんだけれど、素敵でしょ?!
色んなパンはひとつづつ味も違うし、スクランブルエッグやら野菜やら、本当に美味!
そしてパンに敷かれたナプキンのかわいいこと...



ケーキを食べなかったのだが、とても美味しいと評判。
ブダペストに行ったら是非おすすめしたいカフェ。
ちなみに、HPのPVが幸せな気分になる♪(↓をご覧下さい)

GERBEAUD
GERBEAUD GASZTRONÓMIA KFT.
1051 Budapest Vörösmarty tér 7-8.
Postacím: 1364 Budapest Pf. 211.

Gerbeaud Budapest from Gerbeaud Budapest on Vimeo.



ホテルの窓からもブダペストの夜景が全面的に見える。
ずっと見ていたい!あーこれももうすぐ見納めか...
と思っていたら、ホテルからいただいたシャンパンに酔っていつの間にか寝てしまった...
翌朝の景色は、もちろんすごいんだけど、あのロマンチックな夜景を見た後だと、魔法がとけたようだった。



ちなみにホテルの窓のカーテンは細工がしてあって、
薄いカーテンを引くと、街の光が漫画とかにあるような星形(キラリみたいなやつ)になる!
この写真全く加工してないのだ。このロマンチックの徹底ぶり!

2012年2月3日金曜日

とっぷり日も暮れて、ドナウ川ナイトクルーズに出かける。
私は、川くだり(特に隅田川クルーズ)が大好きなので、とても楽しみにしていた。
思えば、スケールもロマンチック度合いもだいぶ違うが、川にいくつも橋がかかる様は隅田川と似ている気がする。



この橋は「自由橋」。
建国1000年を記念して1896年に造られたそうだ。
緑色がライトアップされ、美しい。



次に見えてくるのが、「エルジェベート橋」。
真っ白な橋で、形状はシンプルですらりとしている。「新大橋」に似てない?!



いよいよ「くさり橋」だ。
昼間とはまた違って、キラキラと光っている。



そして見えてきました、国会議事堂!!
川の上からでも迫力の大きさで、まるで暗闇に浮いた船のように見えた。
ブダペストに来たら、このクルーズは是非。夜のブダペストを思う存分鑑賞できる。


国会議事堂を近くで見たくなって、ペスト側からドナウを挟んで見る。
まるで川に浮いているように見える。
いつまで経っても見飽きない。本当にかっこいい建物だ。



ペスト側の街も素敵だ。こんなかっこいい街見たことないと思う。



ホテルに戻って休憩がてら、窓から夕暮れの景色。
ライトアップが始まる。


ブダペストの伝統料理も食べてみたい!
東欧買い付け本「雑貨屋チャルカ」で紹介されてた「アルフルディ・ヴェンデーグルー」へ。
フランクさんという気のいいウェイターが迎えてくれた。
途中道が結構暗かったので、ドキドキしたが、店内は食堂といった感じで、まさに地元の人のレストランだ。



これはフランクさんおすすめの「豆のスープ」。濃厚。



これこれ、ハンガリーと言えばの、「グヤーシュ」!
牛肉と野菜をパプリカで煮込んだスープ。大好きすぎて、計3度も食べた。
ここのお店のスープのたぐいはまるで洗面器のような大きさの器で出され、グヤーシュ好きとしては大満足だ。



これもハンガリー名物「パプリカチキン」。
鶏肉がホロホロしててとっても美味!
サイドにはすいとんのようなのが添えてある。



たらふく食べて、ワインも飲んで全部で三千円くらいという、とてもリーズナブルで美味しい!
店内はハンガリーの刺繍のテーブルクロスや絵などがかわいい。
予約もできますが、適当です笑。(予約しなくてもたぶん大丈夫)
夜道がちょっと暗いのでそれだけ気をつければ。

Alfoldi Vendeglo
Budapest V. Kecskemeti u. 4

2012年2月2日木曜日



ウィーンは早朝か夜が殊に素晴らしい。
今回の旅では、夜目的もなく散歩するという素敵な体験ができた。
これは安全な大人な街ウィーンだからできたのかもしれない。



昔、テレビで「深夜徘徊」という、パリやNYを深夜散歩するという番組を観たことがある。
あれがものすごく私の憧れで、今回実現できたのがウィーンで一番楽しかったことだった。



偶然歩いて発見した天使の壁画は、「エンゲル薬局」と言うらしい。
オスカー・ラスケ作、16世紀創業の薬局、今も薬局みたいだ。
きっとこの天使も昼と夜とではまた違って見えるだろう。